2011年 03月 06日
ぽっこりお腹。
最近出張尽くしの、b-koshiです♪
バングラ日記が中々進んでませんが・・・
遂に、ダッカを離れようかと思います。
喧騒の街、ダッカを離れることを決意し、私は船乗り場へ向かった。
バングラ名物、ロケットスティーマは大人気なので予め予約はしておいた。
チケット片手に、船の発着場に向かった。
発着場に行くためには10mほどの1本の小さな橋を超える。
1本道。
この道を通らないと、船にたどり着くことは出来ない。
しかし、その橋には。。。。。
橋のど真ん中で、小さな体をした、こどもが私を凝視していた。
私は、子供と対峙し立ち止まった。
いい写真が撮れそうだ。そう思った。
しかし、一歩でも振り込むと、私のイメージしている写真は壊れそうだ。
そう思った私は地面にひれふし。
私はその場で一枚のシャッターを切った。
子供は微動だにせず、私を見つめ続けた。
これは・・・もっと近づける。そう思った私は、はいつくり張りながら、ほふく前進をした。
私たちの距離は1m。
写真に満足した私に、写欲以外の欲望が芽生えてきた。
この子供の、ぽっこりしたお腹を触りたい・・・
恐る恐る、子供のおなかをさすってみた。
子供は嬉しそうに・・・、「あへっ、あへっ」と言葉を発した。
硬い・・・張ってるんだ・・・このお腹。
また一つの欲求が満たされた私は、再び新たな欲求に見舞われた。
この、ぽっこりお腹を叩きたい・・・
そう、思い私は加減をし、お腹の中央部めざし、叩いてみた。
すると、子供は体全体で、
「うぎゃぁ~~~!!!!!」と泣き始め、
後ろで我々のやりとりを見つめていたであろうは、母親がすぐに子供に抱きかかえた。
そして、母親は私に、ごめんなさい、ごめんなさいという様子で私に頭をさげた。
どうみても俺が悪いよね・・・
さすがに。。。悪ふざけがすぎたよね・・・と反省した私は、母親にあやった。
そして少年にも、謝りたいと思い、謝ろうと少年の顔をみた。
すると・・・
すでに泣き止んでいた、彼は私の顔を見ると、にやりと笑ったように見えた。
いや、笑った。
すぐに状況を整理し、たどり着いた答え。このガキは俺をバカにしてやがる。
負けてたまるか。そう思い、私は、ぽっこりお腹を今一度叩いてやろうと、小さく手を振りかざした。
すると。先ほどの声量と変わらない大声で、
「うぎゃぁ~~~!!!!!」と再び泣き始めた。
当然、何も出来ない私は、ただ立ち尽くした。
そして、人が良い母親は再び謝りながら、その少年を抱えてその場を立ち去った。
私が思ったこと、
「負けた」
NIKON D90
SIGMA 24mm F1.8
by b-koshi
| 2011-03-06 11:41
| |-バングラデシュ